ブルドーザーのガンバ
コッコ1号が大きくなってきたことから
「絵本コーナー」に行くことが増えた。
そこで「バスくん」なる絵本を見つけた。
なかなかシュールなストーリーで、
要するに
「古いバスが新車に置き換えられて
田舎に転属し、故障して廃車になり山に捨てられる。」
という話なのだ。唯一救いがあるのは
山の動物が雨宿りなんかに使うようになり
いつまでも仲良く暮らした、ということなのである。
(ご丁寧にも捨てられるときはナンバーが切られていたり)
そう言えば
子供のころ読んだ絵本に「ブルドーザーのガンバ」
というのがあった。
ダンナが覚えているあらすじによると、
「バスくん」と似たような展開で
古くなった主人公のガンバは放置されて
しまうわけだが、ある嵐の夜に、通りかかった救急車が
土砂崩れだか何かで前に進めなくなり
救急隊員が放置されたガンバを見つけて何とか動かし
救急車の進路を開け、
運ばれた子供は助かるのである。
しばらくして、元気になった子供がガンバの元に
お礼にやってくる。横倒しのままのガンバには
もはや何も見えず、何も聞こえない。
ただ花が咲いているだけのラストシーン。
「ごんぎつね」に泣ける大人は
読み聞かせていて自分がハマること間違いなし。
但し、絶版らしいが・・・。
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コメント
初めまして。私も子どもの頃に母親から買ってもらった初めての絵本がこの「ブルドーザーのガンバ」でした。母親に読んでもらった記憶があります。その後、自分で読めるようになってからも良く読んでいました。その後、いとこ2人へお下がりでもらわれて行ってから行方が分からなくなっていました。ネットで探していたところ、今回ようやく手に入れることができました。ブルドーザのオペレータの「かわださん」の顔も、ハイキングに来た親子達の顔も記憶の中のものと寸分違わず感動しました。すでにお買い上げかもしれませんが、私は「オンライン書店 ブープル」
http://www.boople.com/
にて購入いたしました。
「ブルドーザのガンバ」で検索できます。
同時期に買ってもらった本に「しょうぼうじどうしゃのじぷた」というのもありました。
最近では「ばすくん」という絵本も感動するえほんでした。
長文失礼いたしました。
投稿: じょん | 2008年11月12日 (水) 08時15分
じょんさま>
こちらこそはじめまして。
私も最近Amazonで入手しました。泣けるストーリーですよね。このトシになると余計にそう思います。何かガンバの輪が広がるようでうれしいです。
投稿: いぶきダンナ | 2008年11月13日 (木) 12時36分