« 春の訪れ | トップページ | 西武101系非冷房車と551系 1975年 »

EF5860

いつもお世話になっている二枚橋さまのブログ
日高見製作所 資料室」からの情報によると
JR東日本にいる「EF5861」が廃車になるらしい。
機関車時代の終焉に旧型機であるゴハチが
まだ残っていることはある種感慨深いものがある。

あまりにも有名な「ロクイチ」についてダンナから書く
ようなことは何もないが、EF58そのものについては
「焼け跡のバラックを見下ろして走ったデッキ付きの」
と言う時代、そして「青大将」を牽いた黄金時代を
全く知らない世代であり、ダンナが知っているのは
近所の山陽本線で荷物列車や団体列車の先頭に
立っている比較的地味な姿である。

とは言え、EF65PFが牽いてくるブルートレインが
昼間通らない神戸の小学生たちにとって、黒い
EH10の貨物と共にスマートなEF58に人気があった
のは事実である。
(大量廃車が出始め、ゴハチブームが起こるのは
その少し後のことと思う。)

5860
EF5860 大阪駅 1982年6月6日

この写真。大阪駅で荷物列車の先頭に立つのは
ロクイチの僚機、60号機である。お召し予備機として
製造されたが、すでに廃車され保存されることなく
スクラップとなった。EF58が見慣れた存在であっても、
茶色のゴハチは60と61の2両しかなく珍しいため、
さすがにホームの端まで走って撮ったのをよく覚えて
いる。

先日、会社の後輩(明らかにテツ)が

「荷物列車って何ですか?
  貨物列車とどこが違うのですか?」


と聞いてきた。
世代間にギャップがあるのは当然のことだが、
彼らにとってのEF58とはもはやイベント用に現れる
保存機の世界にいる機関車なのだろう。

「機械」である以上、それは仕方ないこととは言え・・・。

|

« 春の訪れ | トップページ | 西武101系非冷房車と551系 1975年 »

懐古趣味」カテゴリの記事

コメント

写真と同じ頃、何日かに1度、神戸駅で特急退避のために1番線に停まっている60号機を良く見ましたよ。

投稿: えびび | 2008年2月27日 (水) 13時09分

えびびさま>
そうなんですよね。周りはそう言う人が結構いるんで、茶色でもさほど珍しくなかったようなのですが、私自身は60号機を見たのはこの一度だけだったような気がします。

投稿: いぶきダンナ | 2008年2月27日 (水) 22時42分

 私も数回目撃してますが、まともに写真は撮れてなかったと思います。
 東海道山陽本線の荷物列車は昔の急行列車の筋で引かれていていましたね。確か…
 九州もそうだったような…
 昔、九州旅行に行った時に「夜行鈍行ながさき」に乗り遅れ、門司港で頼み込んで荷物列車に乗せてもらったら、一応急行筋だから、長崎駅に先に到着してしまった経験があります。
 中で荷下ろし職員とスルメを肴に酒盛りとかしましたよ。
 相手仕事中、私未成年、今なら大問題ですね(^O^)

投稿: こういち | 2008年2月27日 (水) 23時46分

EF58は何色でもカッコイイ!

いつまでも走り続けてもらいたいですが、保守に手間がかかるのでしょうね。
SLの維持のように「技術の継承」をして欲しいとも思うのですが、営利企業にそれを求めるのは・・・。

投稿: 二枚橋 | 2008年2月29日 (金) 00時24分

こういちさま>
やっぱり見ておられますか!普通の光景だったんですよね~。
酒盛り、もちろん今は大問題でしょう。でも、それが許された時代も確かにあったんですよね。もちろん正しいわけではありません。でも、自動車のハンドルにある「遊び」のように、そういう余裕が必要な気がします、本当は・・・。その余裕が無くなったとき、実は取り返しのつかない事故になったりするのではないか?と今、私はそう考えたりするのです。

二枚橋さま>
営利企業であることが、即利益にならないもの全てを切り捨てるのは如何なものかと思います。利益とは関係なく、大企業であればあるほど文化や歴史を大切に後世に伝える義務があるのではないか、と。その一つが夜行列車でもあるのではないか、と思うのです。三木市長が「鉄道マニアのために鉄道を残すことはできない。」と言ったらしいのですが、「違うやろう。」と思うのは私だけではないはずです。

投稿: いぶきダンナ | 2008年2月29日 (金) 23時22分

そうなんです。
「茶色いEF58」が、さほど珍しくなく、「日常」でしたからね。
日常すぎて、カメラを向けることは無かったですよ。

(無くなると分かってたら必死で追っかけてるかも?)

投稿: えびび | 2008年3月 2日 (日) 00時06分

えびびさま>
非常に素朴な疑問なのですが、えびびさまの言う茶色いEF58って、まさか青くなる前の・・・?

投稿: いぶきダンナ | 2008年3月 2日 (日) 18時50分

荷物列車の思い出は三ノ宮駅で残業帰りに見ていた、下り荷列にデイリースポーツを積み込んでいる光景。
神戸では夕刻に駅売りを買って読んでいるのを、広島、山口、福岡では翌朝読んではるんやなと・・・。

あと神戸駅では郵便車から郵袋(ゆうたい)を放り投げ、手押し車に乗せている光景。車内を覗くと分類棚があって、消印を押している・・・。

この辺は白黒ですが撮影しています。
正しく昭和アーカイブ!の世界ですね。

投稿: アルプス銀水タクシー | 2008年3月 3日 (月) 12時59分

ホームによくありましたよね、荷物を積む大きな手押し車。端には汚れた荷物用のエレベータも稼動状態でしたし。外国で荷物車がつながれた客車編成の風格を見ると、うらやましい気持ちになります。夜行列車も風前の灯になった日本では無くなってしまった情緒なんでしょうね。

投稿: いぶきダンナ | 2008年3月 3日 (月) 18時24分

茶色は60号以外は覚えてませんが、グリーンのはボンヤリ覚えてます。

投稿: えびび | 2008年3月 5日 (水) 12時41分

少し仕事が忙しかったので、久しぶりの登場です。私も58の荷物列車、朝の通学時によく見ていました。が、気が付くと62に変わっており、ガックリきたのを覚えています。とは言え、58の引く12系客車で修学旅行もしてますし、当時のネガに少なからず58が写っているのはやはり好きだったからでしょうね。一方、EH10も良く見ていましたがカメラを持つ年代になる前に消えていきました…。ク5000の専用列車と共に記憶の彼方です。荷物列車と言えば、クモニ83も良く2両で走ってたなぁ。

投稿: 播磨観光タクシー | 2008年3月 5日 (水) 15時34分

えびびさま>
グ、グリーンのって・・・。いつぐらいまで残っていたんでしょうか。(ネットで調べたら分かるって・・・。でも調べるの面倒・・・。)すでに一般仕業だったんですよね~。「つばめ」とか牽いていたのを見たとか・・・?

播磨観光タクシーさま>
今から思えばEF62のほう、あまりに短い活躍だっただけに全く撮っていません。そうですね~、EH10撮ってませんね~。撮ってもらってはいますが・・・。ク5000のほうは兵庫駅で朽ち果てているのしか記憶にございません。

投稿: いぶきダンナ | 2008年3月 5日 (水) 19時43分

ゴハチの「つばめ」や「はと」を見てるワケないでしょ!
でも岡山に母親の実家があったのでEF58の牽く広島発京都行みたいな客車列車にはよく乗ってましたからグリーンのEF58は見てると思いますよ。
(ああ…、歳がバレる…)

投稿: えびび | 2008年3月 6日 (木) 23時18分

そらそうですね~。安心しました。まあ181系くらいは普通に走っていたのでしょうが・・・。

投稿: いぶきダンナ | 2008年3月 8日 (土) 00時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/5342/10788873

この記事へのトラックバック一覧です: EF5860:

» 春なのに [日高見製作所 業務日報]
 レイルマガジン誌の編集長が運営しているブログ、「鉄道ホビダス 編集長敬白」に「あの“ロクイチ”にもついにその刻が…。」という記事がアップされておりました。  その中に以下のような一文がありました。 (ここから引用) 「また、「お召機」であるEF58形直流電気機関車(田端運転所所属)の61号機についてはE655系交直流電車投入に伴い廃車対象として保留車となるが、その後「解体or保存」については未定である。」 (引用ここまで)  現存する機関車の中で唯一、「お召し列車を牽引するため」に製造された... [続きを読む]

受信: 2008年2月28日 (木) 00時28分

« 春の訪れ | トップページ | 西武101系非冷房車と551系 1975年 »