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コルト1000

先日デボネアのヘッドライトベゼルのお話をしたのだが、inomanoさまより「コルト1100のテールレンズとバス(交通科学館にある富士のB9)のテールレンズが同じ」というご指摘をいただいた。「コルトのテールランプ、確かコルト800の後部が写った広告か何かがあったはず・・・」と捜していたところ、コルト1000の広告が発見された。前部写真だけなのでテールレンズ比較はできないのだが、これをバスネタをくっつけるのも強引なので、今回はコルトだけ。

Colt1000_2
「週刊朝日」1965.4.30号裏表紙。

近所に三菱の社宅がたくさんあり、その駐車場は三菱一色だったので、コルトギャランなどもうあらゆるバリエーションがあったものだが、このコルト1000はダンナ気付くのが遅かったのか三菱社宅駐車場で見た記憶はない。全然見たことがないのかというと、そうではなくて、自宅より少し西に行ったところにあったクリーニング店が持っていて、ダンナにとって「コルト1000」とはそこのクルマのことだった。

もう1枚。

Colt1000_2_2
「週刊朝日」1965.10.22号裏表紙

写真は違うが、ここで紹介しておかないと次に出す機会がないと思われるので。
ちなみに「コルト」は現在も存在するが、どちらかというと現在のコルトはイメージ的に「ミラージュ」なのかな~と思ったり。でも海外ではずっと「コルト」名だったとか。ダンナは「ギャラン」の先祖(コルトギャラン)につながるものと思っていたが、本当はコロナとコロナマークⅡみたいなもので、関係はないらしい。コルト→コルトギャラン→ギャランと解釈するのか、コルト(一旦消滅)→ミラージュ(海外名コルト)→コルト(現在の)と解釈するのか、議論が待たれる(?)。

さてさて、この「週刊朝日」裏表紙。その裏面はどうなっているのか、という疑問。

1965sanyo
こちらはサンヨーステレオの広告でした。

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コメント

コルトの出始めの時タクシーになった車に乗車したの
ですが、スプリングが硬いと言うのかガタンガタン
でした。

投稿: 830 | 2010年6月17日 (木) 12時03分

現在はメーカーによる性能差は少ないようですが、それも最近20年ほどの話です。タクシーにもなっていたんですね。確かに当時自動車の性能は①日産②トヨタって感じでしたから、三菱車の乗り心地ってそんなものだったのかも知れませんね。

投稿: いぶきダンナ | 2010年6月18日 (金) 08時40分

昭和40年、「重工製造」というのが正に歴史ですね。
父は復員し、GHQの後三菱重工に勤めていました。
その時代の写真アルバムに車好きの同僚が持つ自家用車で
職場のドライブ旅行した時の写真が、確かコルトだったような・・・。
写真をさがしてみます。

裏面の家具調ステレオも魅力的ですね。
当時はベンチャーズのレコードをよくかけていました。

投稿: アルプス銀水タクシー | 2010年6月19日 (土) 12時19分

知人のコルト1100に初めて乗ったとき、屋根と窓ガラスの感じが見事にデボネアの縮小コピーで面白かったです。

北米のダッジブランドで売ってたコルトは
初代ギャラン→ニューギャラン→初代ランサー→ミラージュと三菱車の歴代ボトムラインを採用してたようです。

当時の感覚でのコルト1000/1100の「地味さ具合」がなかなか理解できなかったのですが、三菱ディオンが出たときにコルトっぽいシンプルな地味さを感じました。

投稿: inomamo | 2010年6月19日 (土) 17時37分

アルプス銀水タクシーさま
確かに「三菱重工」製ですね。重々しい・・・。日本一の企業と自称しているのも泣かせます。販売的にはやはりトヨタ、日産には遠く及ばず影の薄いクルマだったようですが、三菱関係には相当数が浸透したのではないかと思います。ステレオ、私も生まれたときはこんなのがありました。もっとも真空管でしたからスイッチを入れてから演奏できるまでに時間がかかりましたが、今から思えば温かい音が出ていたと思います。

inomanoさま
本当ですね。確かにデボネアの縮小コピーの部分が。フロントの回り込むデザインのウインカーも最初のデボネアと同じですね。
名称の断絶、国内では「コルト」という名前では「売れない」と考えたのでしょうか。
ただ、三菱車って何か地味な「シブさ」を感じる製品が多いような。ただそれは一般大衆に「売れる」ものではないのでしょうが・・・。

投稿: いぶきダンナ | 2010年6月20日 (日) 19時11分

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