CU-71Sクーラーを試作する。
ダンナ製作の山陽5000系6連模型。クーラーをとりあえず京急600形用のもので代用したまま放置していたのだが、あまりにも形が違うので「どうしたものか」と思いつつ年月が経っている。今回は純正品に交換するためにペーパーで自作することにした。
これが実物のCU-71S。(東二見駅)
展開図はもう3年ほど前に用意していたのだが・・・。久々にクラフトロボ起動!
真鍮線なども使って組み立てたもの。リベットは裏からキリで押し出した。後方は京急2000系用クーラーで、寸法や基本形状は同じだが、見ての通り細部のディティールが違う。実物は同じものなのだろうが、模型的には「キセ」のほうが重要なわけで・・・。本当はこの京急2000系用を使いたかったが1個しか入手できなかったので、レジンコピーしようと出してきて、眺めているうちに「やっぱり違うやん!」とペーパー自作に変更した次第・・・。
こんな感じで、どうすか。
サーフェイサーで下地を整える。網はホームセンターで入手したステンレス製。ファンはお得意のペーパークラフト式描画。背景を黒にして中心部を別途上から貼り付けて立体化する。
こんな感じでファンが透けて見えればOK。写真では判りにくいが実際はもっとはっきりファンが見えて良い感じ。今回試作なので塗装前に実験したが、本工作では塗装後に網とファンを取り付けることになる。
こんな感じで、どうすか。
| 固定リンク
コメント
これを元にキャストコピーするとか・・・?
投稿: えびび | 2010年6月 2日 (水) 17時10分
えびびさま
それをするならAU75Gとか切り継いで原型作りますわ。
投稿: いぶきダンナ | 2010年6月 3日 (木) 09時15分
こんばんは。
お~、ペーパーで作られますか!AU75と似て非なる雰囲気がよく出てますね。
Nで、AU75をどう料理するのが良いか、考えてみるのも楽しそうです。(どこを切ってどう伸ばすか・・・)
投稿: odori-ko | 2010年6月 5日 (土) 21時10分
odori-koさま
ペーパールーフなのでホワイトメタルのクーラーを載せているのは正直辛いのです。重心を下げる意味でも軽いクーラーが欲しい、と。山陽のは京急と同じものなのに、細部はAU75なので困ったものです・・・。
※本文にも匂わせていますが、正確にはクーラーではなく「クーラーキセ」ですね。クーラーの部品で再現したのはファンだけです。
投稿: いぶきダンナ | 2010年6月 6日 (日) 04時38分
>ホワイトメタル
言われてみますと確かにペーパールーフ裏や側板に補強が要りそうですね・・・
少し調べてみましたが、キセって「着せ=カバー」という意味なんですね。ということは、キセもクーラーの立派な部品だと思いますよ~。
投稿: odori-ko | 2010年6月 6日 (日) 20時29分
キセはクーラーの一部なんですが、実物の場合「キセは違うけど同じクーラー」というのがあって、模型の場合「中身はどうでも良いけどキセ形状が重要」という、まあ、どうでも良いんですけどね~。
投稿: いぶきダンナ | 2010年6月 7日 (月) 16時18分