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文化住宅

関西の街並みを再現するのに欠かせない「文化住宅」。
関東では単に「アパート」と呼ばれ、”文化住宅”は別のものを指すのだが、関西で「文化住宅」と言えば・・・、

Bunka02
↑こんなん

である。ダンナ、運転会か何かで線路際に建てたい建築模型の一つとして、実は前々から目ぼしい物件を撮影して回っている。最初は資料収集のつもりだったが、撮っているうちに妙に愛着が湧くもので、最近は”懐かしい昭和の風景”みたいな路上観察気分になっているのも事実である。

Bunka01

だが、こうした文化住宅は老朽化のため近年は姿を消しつつある。阪神大震災でも相当数が倒壊したし、下写真の何とも自然な感じに歪んだ魅力的な物件も先日解体された。

そして、昨日。
畑の中に2棟連続して建っていた文化住宅が火事で2棟とも全焼。現場の横を通りかかって無残に焼け落ちた状況に言葉もなく・・・。撮影済み物件ではあるのだが・・・。さすがに今回写真掲載は省略させていただきたく。

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建物」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

関東で文化と言っても通じませんね。モータープールも同様… どうも関西特有みたいです。

鶴見近辺もバブル辺りから随分と文化は消えていき、ちょっと前の外資バブルで相当数がいわゆる大手賃貸デベのハイツに変わりました。でも東大阪エリアになると幾分残っているようです。

投稿: 西日本総合開発 | 2010年6月26日 (土) 15時42分

関西特有の表現だと思っていましたが、関東は別のものをさすのですか?!
しらなんだ!

先日、阿倍野区の知人宅に行くときにグーグルマップで思いっきり拡大すると、建物名に単に「文化住宅」とだけ書いてあるのをみて、関西圏はともかく、天下のグーグルマップで通じるのか?と思ってしまいました。
うちの西宮の家の近くもこんな文化住宅はいくらでもあったのに、ずいぶん減りました。
父親の所有する「文化住宅」も全戸火災報知器をとりつけたところです。

それにしても、こういう個人の住まいにカメラを向けるのは以前ならさほどためらいはなく、向こうも「へんなやっちゃな」ぐらいでもめごとになることはなかったですが、昨今は下手するとややこしいことになりそうですな。

投稿: みささ | 2010年6月26日 (土) 16時44分

最近、突然に近代化遺産の美しさに目覚めまして、天気の良い週末は海岸通をウロウロしてます。そうなると木造モルタル塗りの一般住宅も妙に気になりだして路地裏に入りこんではデジカメを向ける始末。クルマもそうですが、いま当たり前にあるものが気付かぬうちに消えてしまいますもんね。

投稿: えびび | 2010年6月26日 (土) 18時47分

文化住宅は本当に減りましたね。阪神淡路大震災が
大きな原因ですが。
近くにまだマンション化されずに一棟残っていますが、
特徴のある「洗濯機が玄関外に出ていてカバーを被って
居る」のが昔の文化住宅そのもので----それに文化
のトイレは「汽車便所」が割と多いのです。親戚が戦後
入っていた文化など、一部の窓が「客車式ラッチ付き」で
鉄道OBが家主かなあなんて----

投稿: 830 | 2010年6月26日 (土) 21時27分

はじめまして。こんにちは。某所でお世話になってます。僕の家の近所にも、意外とたくさん「文化住宅」がありますよ~(^^)1月までなら、2階建て計16室の「文化住宅」がありました。

投稿: ひろぽん | 2010年6月27日 (日) 09時50分

>西日本総合開発さま

モータープールも通じない言葉ですね。普段何気なく目にしているだけに他の地域で通じないとショックだったりしますが・・・。
電車の窓から見ると各路線とも都市中心部を離れて住宅密集地になると多く現れ、郊外になると減りますね。大阪でも神戸でも同じ傾向のようです。ハイツ化は避けられないでしょうね。だから今のうちに撮っているということではありますが・・・。

投稿: いぶきダンナ | 2010年6月28日 (月) 09時44分

>みさささま

いらっしゃいませ。そもそも和風住宅の一部に洋風の部屋を付けたものを「文化住宅」と称し大正時代くらいから流行したようです。今でも戦前から建っている家なんかに、取って付けたように1室だけの洋館がくっついたやつあるでしょう?どうやら関西では様式は広まったけど名称は広がらなかったみたいです。現在の家に見られる洋室はこの洋館部分が母屋に取り込まれたものです。

撮影、なかなか難しいです。誰もいなければこっそり撮ってさっさと引き上げるのが良いようで、許可を取ろうとすると話が大きくなってしまったり・・・。

投稿: いぶきダンナ | 2010年6月28日 (月) 10時10分

>えびびさま

近代化遺産はなにせ最近ようやく価値が認められてきたばかりですから。えびびさまのおっしゃられるように、今当たり前にあるものも気が付くと消えるわけで、私が最近取り組んでいる「はたらくクルマ」の撮影も同じ気持ちなんです。
そうですか~、路地裏で撮影ですか~。いいっすね~。そういう今見ると何ということもない記録が後々貴重になっていくんですよ。

投稿: いぶきダンナ | 2010年6月28日 (月) 10時20分

>830さま

阪神間のものは大震災で相当失われましたが、このために学生や若い家族が多く犠牲になったのは記憶に新しいところです。
「汽車便所」というのは何ですか?イメージは分かるのですが、何か汽車特有の設備(便器とか?)があるのですか?列車の便器はステンレスのものしか見たことない世代なので・・・。窓にしても、鉄道車両では普通でも確かに住宅に付いているのはあまり見ませんね~。

投稿: いぶきダンナ | 2010年6月28日 (月) 10時30分

>ひろぽんさま

いえいえ、いらっしゃいませ。こまめに見ると結構たくさんありますね。いろんなタイプがあるし。2階建て16室って結構大きなものですね。横に長いのか、中央廊下で両方に部屋があるのか・・・、興味が湧きます。

投稿: いぶきダンナ | 2010年6月28日 (月) 10時33分

こんばんは。

確かに今のうちが文化の最終期かもしれませんね。うちのエリアに至っては竣工が昭和30年代後半から40年代前半が多かったせいか、耐用年数限度いっぱいと解釈されて取り壊しが進み全廃に近付きそうな気配です。

ちなみに2階建て計16室の文化住宅は、子供の頃に住んでいた鶴見区東部には割とあったと思います。一枚目の画像みたいな構造で1フロア7戸か8戸、そういう場合の敷地は大抵が鰻の寝床です。

投稿: 西日本総合開発 | 2010年6月29日 (火) 04時37分

でしょうね~。見ているうちにあちこちで解体→ハイツ化が進んでいるような気がします。1フロア7~8戸もあると細長く、確かに鰻の寝床状態ですね~。

投稿: いぶきダンナ | 2010年6月29日 (火) 12時00分

「汽車便所」は旧客のスハ42,43辺りから始まった
一段上がるトイレで、きんかくし 付きです。
以前は きんかくし 無しで両側からヒンジつきの
タタキ式板が便器まで降りていて、その上に乗って用
を足したものでした。奥の方が空けつ放しでアンモニア
臭いトイレでしたが----オハ31、スハ32、オハ35の
古いのや----

「汽車便所」になってからはタイル張りで密閉なので
アンモニア臭がうんと少なくなりました。
改築前の拙宅も「汽車便所」でした。

尾篭な話題で恐縮です。

投稿: 830 | 2010年6月29日 (火) 16時56分

>830さま

尾篭な話とはとんでもない、話題にはしにくいですが貴重な記録です。一段上がる、とは和式便器部分のことですね。以前住んでいた「国鉄アパート」がそういう感じでした。オハ35くらいまでは様式が異なっていたということですから、元設計が戦前のものはそういう形式だったということですね。

客車のトイレ、なかなか画像を検索しても出てきませんね~。オハ35やスハ43、ほとんど模型の話ばかりで・・・。

投稿: いぶきダンナ | 2010年6月30日 (水) 10時47分

戦後は旧型客車でも優等車から改造されて「汽車便所」に
なっています。一番解り易いのは「オハ31」と「スハ43」
の型式図を比べられたらすぐ解ります。
写真はトイレだけに探し難いでしょうね。私も撮影
していません。

国鉄アパートなら汽車便所があつたでしょうね。便器の
一番手前が一寸細くなって居る奴でしょう?一段上がって用を足す型で----

投稿: 830 | 2010年6月30日 (水) 16時36分

>830さま
そうですね。形式図という手がありますね。そこまでは見ていませんでした。でもイメージをつかみやすいのは写真なんですよね。

国鉄アパ-ト、一段上がるところ、TOTOの昔のマークが付いていたことは覚えていますが、細部までは覚えていません。多分その建物も住人退去済みですので、まもなく解体されるものと思われます。

投稿: いぶきダンナ | 2010年7月 3日 (土) 15時15分

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