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第1回 明石プラモデル甲子園

今日はこちら、明石市立文化博物館へ出動。

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表題のとおり、第1回の「明石プラモデル甲子園」展示作品を見に行くためである。文化博物館には昨年抽象画の「長谷川三郎展」を見に行って以来1年半ぶりである。さすがに今日は無料ということで。

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会場入口の様子。いつもと違って賑わう館内。

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おなじみodori-koさま出品の山陽3000系リフレッシュ車。いわゆる「鉄道模型」ジャンルのものはこの1作だけ。あくまで「鉄道模型はプラモデルではない」ということなのだろう。

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神姫バスのエアロスター。キットを素組み・ウェザリングしたもの。バスマニア的に言えば長さやクーラーが実車とは異なるが、これは「タイプ」ということで美しくまとめられている。

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こんなものも。たこフェリーの「あさしお丸」。フルスクラッチ(全自作)とのこと。こうなると果たしてこれが「プラモデル」なのかどうか怪しいが・・・。

会場は、自動車や飛行機、戦車やロボットアニメものなどジャンルごとに展示され、またジュニア部門なども設けられていた。それぞれ自信作なのであろう美しい作品で、ダンナの製作意欲を増進するのに十分であった。

ただ、思うにダンナ、自動車や鉄道のモデルは「分かる」が、飛行機や戦車は「よく出来ているが、どの点を工夫したのか分からない」のであり、ガンダムなどロボットアニメ系は「さっぱり分からない」わけで、一般の人気投票も結構だがそれぞれの専門家が本当に正しく作者の仕事を評価できれば良いのに、と思う。例えば神姫バスならば全長を延長改造してあっても、恐らく評価者は改造したことを分からないのではないか。となると改造よりも素組みで美しく仕上げることに注力したほうが評価は上かな、と。評価されないことは「しない」ということが、そもそも自己満足の世界で「良いこと」なのか・・・?。それに写真にも示したフルスクラッチ作品、これは”プラモデル”なのか?とか。鉄道模型はプラスチック製でも”プラモデル”ではないのだが、その定義は何か?とか・・・。

いろいろと思うところはあるのだが、ともかく第1回ということでもあり、今後いろいろと工夫をこらし長く続けていってもらいたいと思うイベントであった。

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コメント

こんばんは。

まぁ趣味の世界で採点や評価をするとなれば、どうしても評価ポイントの問題が出てきますよね。きちんと世界を理解した評価者が公平に鑑定する、これってマニアックサイトでないと難しい世界かもしれません。

しかしこういうのがイベントとして成立するのは、いかに最近の子供がプラモ離れしているかでしょうね。

投稿: 西日本総合開発 | 2010年7月12日 (月) 01時16分

趣味の世界のことなので、まずマニアックでなければ「何をやっているのか分からない」状態になるのではないでしょうか?子供のモノ作りが衰退し、プラモ離れが進む現在、そもそも一般に広く発信するのは無理があるとも思えますし、だからこそ逆にマニアックに攻めるほうが面白い結果を生むのではないか、と。

投稿: いぶきダンナ | 2010年7月12日 (月) 07時45分

今はプラモデル大会まで乗り物模型の範囲が
広がったのですね。
私の時代は「TMSの須磨寺模型運転会」で
専ら鉄道車両でした。有名鉄道ファンに多く
お目にかかれる機会が与えられるのも楽しみ
でした。

あの時代は0とHOゲージぐらいでしたが阪急
805のキットを改造して山陽850をデッチあげて
持参したら、山陽のKさんから「なんじゃこれは」
と言われたし,阪急のMさんは「うちの電車を切り
くちゃにしたな」と言われたしで----冷や汗
でも無事に走って呉れました。

投稿: 830 | 2010年7月12日 (月) 10時06分

たこフェリーの製作者で~す。

一応、
プライザー社の1/350プラモフィギアと
社名は忘れましたけど
1/330の車(バス・トラック・乗用車)のプラモを搭載しているので
許してやってください(笑)。

次回もたこフェリー作ります(爆)

投稿: RITOKATA | 2010年7月12日 (月) 12時20分

>830さま
TMSも歴史ある雑誌ですね。「須磨寺の運転会」も名前だけは聞いたことがあります。鉄道模型はとりあえず比較的簡単に走ることが魅力です。ただ、船や飛行機の模型の歴史も相当古いのではないでしょうか。ハガキを素材に戦闘機を作るようなお話は戦前すでに存在したようですし、小さい雛形を作りたいというのは日本では古来よりある文化のようですね。
なお、今回の大会、乗り物やフィギアだけでなく建造物もありまして、その代表格である「お城」も数点参加されていました。

投稿: いぶきダンナ | 2010年7月13日 (火) 10時05分

>RITOKATAさま
いらっしゃいませ。勝手な写真掲載とコメント失礼しました。とりあえず船体がプラスチック製ならばプラモデルで良い?のではないか、と・・・。ただ「フルスクラッチ」と表記されていても「プラモデルで売ってるんだ~」みたいな方もおられるのでは?鉄道模型の運転会でも「この模型はどこで売っているのですか?」「いくらですか?」みたいな質問、多いですよ。そういう意味でフルスクラッチの手間ひまというか意義も評価すべきかな、と。あれ、そうなると紙で車体部分を作る電車の模型はやはり「プラモデル甲子園」に参加できないのでは?いや、細かいことに拘らず、とにかく手を動かしてもの作りすることが大事なので、小難しい話はやめましょう。

RITOKATAさまはフェリーとか、例えば連絡船というような分野がお得意なのでしょうか?

次回作、期待しております!

投稿: いぶきダンナ | 2010年7月13日 (火) 10時19分

コメレスありがとうございます。

こちらこそ、
「はじめまして」の挨拶もなくて唐突にカキコしてスンマセンです。

取り上げていただいてとても光栄です。

あの作品のコメントは
自身が一番痛がってます(爆)

できれば出来上がってから
しっかりしたコメントを書きたかったです。
なんせ、なんにも製作してない状況から
コメントを書かなきゃいけない
エントリーでしたから(汗)

しかもまさか、蓋を開けてみれば
こんなに一般の方の入場者だらけなんて!!!
(大概の関西の展示会では同人ばかりです)

これからはしっかりコメント書きますね!

それとワタシは今回出品のジャンルはとっても薄いです。
15年程前にチョッとだけWL(ウォーターライン)を
かじっていたことがある程度です。
艦船模型をメインでやられてる方には
ネタだけのふざけた作品に見られたかもしれません(汗)

(でもホントたこフェリーは好きなんですよ。
 作ってたら、さらに愛着が湧きました。)

よく作るものは
ハンドル名で検索していただければ
いくつか、かかりますが
いつもはキャラモンばかりやってます。

失礼しましたー。

投稿: RITOKATA | 2010年7月13日 (火) 17時27分

>RITOKATAさま
検索しましたよ~。なるほど!キャラものでも相当高いレベルの腕をお持ちとお見受けしました。私のような者がどうこういう筋合いはございません。

基本的に船の模型は戦艦なのかな、と思っていましたが、フェリーとかその辺の客船のファンもいらっしゃるので、てっきりその方向の方かなと思っていました。

またよろしくお願いします!

投稿: いぶきダンナ | 2010年7月13日 (火) 22時48分

こんばんは。
>いぶきダンナ さま
文博へ足を運んで頂いて拙作をご覧下さり、ありがとうございます。
プラモデル甲子園を取り上げてらっしゃるブログを色々検索してみましたが、予想通り、こちらだけですね。
>それぞれの専門家
専門家の審査員は、「情景王」とも称されるオールラウンドプロの山田氏、キャラ系プロのオオゴシ氏、AFV・飛行機・クルマ等はメーカー・模型雑誌の方々、と、いわゆるプラモデルの枠組みでは、大体カバーできる人選であったと、ある方のブログで知り、第1回にしてはよくお呼び出来たものだと感心しました。
いずれにせよ、鉄模はプラモデルとは別物ということで、様々なジャンルの作品群の中で、これらの方々や、一般の方々に審査される「異種格闘技戦」を想定して、山陽3000系が分からなくても何かが見えるようなシーナリー付きで企画していました。またコメント欄に、元のキットのどのあたりをどういじって「らしさ」を表現しようとしたのか細かく書こうか?とも思ったのですが、エントリー時にまだまだ製作が進んでいなかったために結局書けずじまい。そして、肝心の製作は全くの時間切れでのあの結果でした。拙作は明らかに「何か中途半端」な空気が見えたことと思います。何だか、ご覧頂いた方々、審査して頂いた方々に少し申し訳ない気がしてきてます。

投稿: odori-ko | 2010年7月14日 (水) 02時11分

>odori-koさま
そうなんです。模型を作る方には自分や自分の作品が好きな方が多く、そういう方は他人の作品には関心を示しません。会場で撮影などもしているのですが、結局それをブログにするほどの意欲はないと言いますか・・・。
プラモデルの審査はしっかりしていたんですね~。それにしても、プラモデル分野だけでもたくさん呼ばないといけないわけで、これが鉄道やバスになると・・・。正当に評価するのは難しいことですが、ただ、何度も言いますが自己満足の世界だということは押さえておかないといけないかな、と。

投稿: いぶきダンナ | 2010年7月15日 (木) 08時33分

今のプラモデルは対象年齢が上がり過ぎて小学生低学年じゃ手に負えないようなものが多いですね。
たとえば車の場合、昔の学校前の文房具屋で売ってるようなプラモはボディが赤や青で成形されてて少ない部品の素組みでも自分なりに満足できるものが完成し、それがモーターやゼンマイの動力で走る。そして、だんだん上級モデルに手を出して行って・・・
いまはそんなステップアップができないですよ。素組みだと白い車ばかりできてしまう。

昔のプラモデルは色んなジャンルのがあって面白かったですね。
エレキギターにドラムセット、自転車や扇風機・・・HOゲージの鉄道プラモも相当数あってよく買いました。EB電関が多かったですが(笑)
あ、扇風機のプラモは去年通販で5箱ほど買いました。

投稿: えびび | 2010年7月15日 (木) 20時44分

>いぶきダンナ さま
確かに自己満足なんですが、入賞されるような方の作品からは、何と言うか、自己満足を超えて、プレゼンスと言うか、オーラのようなものがあふれて来ている様に思うのです。それが、多くの観衆を惹き付けるのか、と。ワタクシメももっと精進して、次回も自分の好きなもの!を作って出してみようと思います。

投稿: odori-ko | 2010年7月16日 (金) 23時22分

>えびびさま
子供はプラモを作らず、そして若者はクルマを持たず乗らない。デートは家でする。なんか一連の流れの中にあるような・・・。(というか、彼らは生まれて今までずーっと「不景気」の中にいるのですが・・・。)

扇風機のプラモ、ありましたね~。昔は各種あったような・・・。5つも買われたところを見ると、今もあるんですね。今のスタイルではないですよね。メッキのカバーにいろんな色の羽根・・・。

投稿: いぶきダンナ | 2010年7月20日 (火) 22時24分

>odori-koさま
私、思うに入賞するような作品は、他人に見せることも意識した出来になっているのではないか、と。自己満足だけでは、そして他人の作品には関心なく自分の作品だけが大好きな人の「作品」は、実は第三者への訴求力がないんですよね。趣味の世界にどこまで一般の方への影響を考慮するかどうかは、もう個人の判断に任せるしかないですが、確かに会場で見る作品には絵や音楽などの芸術作品同様、普遍的な力のあるものがありました。

投稿: いぶきダンナ | 2010年7月20日 (火) 22時32分

こんにちわ

またやってきました。

>入賞するような作品は、他人に見せることも意識した出来

同感です。

私的に言えば
「著作物性」のある作品達だったと思います。

ただ組むだけとか
丁寧に処理して綺麗に色を塗ったとしても
他人の著作物の「複製」にしか
ならないと感じているんですが

入賞作にはそれなりのスートリーとかが含まれていて
作者の思想と感情がとても表現されていたと
感じました。

投稿: RITOKATA | 2010年7月21日 (水) 12時41分

>RITOTAKAさま
「著作物性」なるほど、その通りです。もちろん丁寧に製作するだけでも意味はあり、それが出来ないと、もう一段上は目指せないわけなのですが。キットを使いながらも作者の思いを込める、それが第三者に分かる・・・、なかなか奥深い世界ですね。

投稿: いぶきダンナ | 2010年7月23日 (金) 23時33分

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