工作再開
水島臨海鉄道に行ってから、再び気動車を何とかせねばという気分になったダンナ。実はいろいろと事情があって真鍮キットを組まねばならないのだが、まあ気動車なら単品でカタチになるので取り組みやすいな、と思ったりしていて。で、ふと放置してある車体を出してきた。
これはKATOのキハ58、もちろんHOゲージ版である。通常は急行色で出ているが、1995年頃に無塗装の白いものが出ていたので買い求めた。もちろん四国色にするつもりだが、20年近くこの状態で放置してあるので、もう元通り組み立てられるか自信がない。
実はダンナ、学生時代に高松理工という鉄道模型店のアルバイトで、気動車の模型をどこからも発売されていなかった「四国色」に塗るっていう仕事をしていたのである。当時KATOのキハ58「九州急行色」とかいう58+65が2組入った4両編成のNゲージ模型があったのだが、四国では売れずに模型店で不良在庫になっていたのを、店主が「四国色にして」ということでダンナが塗り替えて売っていたのである。今から考えると九州急行色も結構プレミアが付いているので、そのまま死蔵したほうが儲かったかも知れないが・・・。
結果として、四国色は手間ばかりかかって時給的に大したことはなかったが、ダンナの塗装技術が大きく向上したのは事実であり、現在のダンナの一部がここで構成されたのは言うまでもない。この仕事を依頼して下さった店主に感謝。
当時の模型写真。いずれもキハ58+65。四国でよく見られた編成である。この仕事、最初はNゲージの塗り替えであったが、トミックスで四国色が発売になったため、HOゲージに変わった。HO第一作が完成したので納品前に記念写真を撮ったのがこれ。
こちらはキハ28。
Nゲージは最初58+65+58+65の4連単位で塗っていたが、そのうちキロ28(キハ28-5200)とか、実際には存在しなかったキハ25なんかを単発で塗る仕事もあった。HOは何両塗ったか記憶にないが、上写真のような編成単位だけでなく、下のキハ28のような1両だけの注文にも応じていた。
で、大学卒業前後に自分用として買った2両が、現在まで放置されているということなのである。
20年前より腕が落ちていないことを祈るばかり。
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コメント
こんばんは。
塗装仕上げですね。
ホームページのペーパー模型も拝見させていただきました。
とても綺麗な仕上がりで大変参考になりました。
私は、恥ずかしながら全く工作経験がないのですが、初ペーパー車体に挑戦中です。何とか形にまでなれば幸いなのですが。
今後とも宜しくお願いいたします。
投稿: k | 2014年1月23日 (木) 22時56分
>kさま
ペーパー車体とはHOゲージですか?とりあえず手を動かすことが大切だと思います。私も何とかなりましたので・・・。
こちらこそ、またよろしくお願いします。
投稿: いぶきダンナ | 2014年1月27日 (月) 21時22分